男はいつも膝を抱えて・・・

2015年06月13日

2020年03月31日

0

ヌードあし太ももアート

今回は、なんだか今にも崩れてしまいそうな男たちの裸体です。

なんかエロいですｗ

程よく筋肉に覆われた男の肉体は逞しく、機能的で、美しい。

男の強さの象徴だ。

しかし、基本、男は弱っちい。

笑えるくらい臆病で脆い精神を持たされている。

それを悟られまいと筋肉で無理やりに体の内側に押しとどめているんじゃないかと思うほど。

そして必死に何かしらと戦っている。

プライドやら、意地やら、知識やら、なんとも頼りない武器を携えてｗ

えばってみたり、見栄はってみたりしながら。

戦い疲れて部屋に帰るとそいつらが重くてしょうがないｗ

すべてを脱ぎ捨て弱さを全開にして、縮こまる。

見栄えよく鍛えた体躯を無理やりに丸める。

情けなく、萎らせて、うなだれる。

そうやって弱さが男の肉体を覆うと、不思議と何とも言えない官能的な魅力が漂いはじめる。

誰かの欲情をかき立ててでも慰めてもらいたいという本能的欲求が男のフォルムに現われてくるのだろうか。

ただ、そのとき男はたいてい一人なのだから自分で慰めるよりほかないわけでｗ

疲れた心と欲情する肉体を自ら慰めたら、やはり、膝を抱えて眠るのだ。

娼年（ブルーレイディスク）
娼夫リョウが見つめた、生と性の深奥― そして僕は、娼夫になった―

関連記事

Comments 0